事業開発グループの金子と申します。私の所属する事業開発グループはディレクタスにとって新しいサービスを立ち上げたり、海外のサービスと契約を交わし日本での販売代理を行う体制を作ったりしています。

今回はその新しいサービスの中からSundaySkyをご紹介します。ディレクタスは2021年にSundaySky社と契約し日本での販売パートナーとなりました。 「日曜日の空」という社名はとても素敵ですよね!SundaySkyとは一言で説明すると1to1にパーソナライズされた動画を生成から配信まで簡単にできるプラットフォームを提供している会社です。

最近、企業のウェブサイトにおいても動画を用いたプロモーションを多く見るようになってきました。ただそれらはどれもパーソナライズされておらず画一的な動画になっています。SundaySkyでは、画一的な動画ではなく、それぞれのお客様に合わせた1to1にパーソナライズされた動画を生成し配信まで行うことができます。例えば、お客様が購入した商品やご契約のサービスに合わせて動画の一部を差し替えたり、お客様の保有するポイントやマイルに応じておすすめの動画を差し込んだりすることが簡単に実現できるようになります。
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わかりやすい例をご紹介します。自動車事故に遭い保険会社に請求したお客様に送る動画の例です。

まず動画の冒頭では「Hi ライアン」とお客様のお名前を呼んでいます。これでこのお客様も自分に宛てられた動画ということを認識できます。次に請求内容についての確認があります。これも該当するお客様とその事故に合わせて内容が差し替わっています。

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この後にその時点での請求処理手続きの進捗と次の手続きの案内が動画で表示されています(右図、動画の19秒あたり)。このシーンはSundaySkyをうまく活用している大事なポイントになります。

SundaySkyではお客様が動画を再生する際にその時のリアルタイムのデータを読み込んでパーソナライズされた動画を生成します。再生するタイミングによって請求処理の手続きが動画内で差し替えられていくのです。お客様は過去の状態ではなく、再生したその時の本当の自分の状態がわかるようになっています。

請求処理手続きの進捗と次の手続きの案内のシーン(動画の19秒あたり)

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この後は、そのお客様の契約に合わせた代車費用についての内容や連絡先についての動画が差し込まれています。このようにお客様に合わせたその時の情報に基づいて動画を生成・配信できるようになることがSundaySkyの特徴です。

その他にも、SundaySkyは海外では、お客様が保有している携帯電話に合わせて新しい携帯電話を動画で紹介したり、申し込み済みの旅行に合わせてオプショナルツアーを動画で紹介をしたり様々なシーンに活用されています。

やはり複雑な契約などは動画で説明してもらえるととてもわかりやすいですよね。今後は、日本でも5Gのエリアが拡大するにつれて、動画の需要もさらに高まってくると思います。ディレクタスではCDPやマーケティングオートメーション(MA)とSundaySkyを連携させ1to1で動画を生成・配信することをお手伝いいたします。さまざまな事例をご紹介できますので、ご興味があればディレクタスまで遠慮なくお問い合わせください!

【後編】SundaySky カントリーマネージャー島村氏に聞くSundaySkyの魅力とは?

事業開発グループ
金子