コミュニケーションデザイングループ所属、ディレクターの直井です。
入社して早15年以上が経過しました。前回のブログでもお話しましたが、最初は管理グループのアルバイトで入社し、途中産休をいただき子育てをしながらも仕事の幅を広げることができ、現在は社員としてディレクター業務を行っています。
突然ですが、あなたは「Reverse ETL」とは何ですか?という問いに答えられますか?
お恥ずかしながら、私はつい半年ほど前まで答えることはもちろん聞いたことすらありませんでした。
そんななか、社内で新しく立ち上がった「MT研究会(Marketing Technology Workshop)」という試みがスタートし、上司から“挑戦してみないか”とお誘いをいただき第1回のメンバーとして参加させていただきました。
新技術/新サービスを理解するためのトレーニングを目的とし、対象となるテーマについて調査・検討・考察を行い、最後に調査報告書を全社員の前で発表することがゴールとなります。
このMT研究会第1回のテーマが先ほどのReverse ETLツールである「High Touch」でした。他部署からも2名の参加があり、イノベーションラボマネージャーである進藤さんの元、3人のチームでスタートしました。何もわからず不安だけを抱え0から(いやマイナスからかも)のスタートでした。
「High Touch」について調査を開始したものの、ETL?CDP?DWH?調べてみても普段の業務では聞き慣れないアルファベットが並び、行き着く先は大がつくほど苦手な英語。。翻訳しカタコトの日本語からやっと意味を理解し、わかったことを資料に落とし込む、というなかなか骨の折れる調査でした。
ですが、自分なりに調べて理解したことを週一の定例会でチームで話し、足りないことを補い合い、また新しいことを吸収していくこの半年間は苦しいながらも楽しいとさえ思える時間でもありました。チームメンバーと質の高いコミュニケーションが取れたことも嬉しかったです。
自分なりに調べた事柄が点となり、点と点が線になって繋がって行き、繋がったことを他者に発表する。社会に出て20年以上経ってもなお、こんなワクワクするような新しい経験の機会を与えてくれる企業は実は数少ないのではないかと思います。この機会を与えていただいたことに感謝し、今回学んだ知見をこれからの業務で直接活用できるようにしていきたいです。
「Reverse ETL」とは、データウェアハウスからデータを取り出し、適切な形式に変換して、MAツールなど目的のツールにデータを送り込むプロセスです。データウェアハウスから他のツールへデータを戻すことで、より深い分析や効率的な活用が可能になります。
この通り、今は「Reverse ETL」とは何ですか?と聞かれても答えられるぞ!