皆さん、こんにちは。ディレクタスの鈴木です。
今回は、インドネシア バリ島で「2017年8月15日(火)」に開催された「Tealium Partner Symposium」の参加レポートをお届けします。
「Tealium」は”Universal Data Hub”と称されるタグの一括管理を可能とする米国発のツールです。さらに、タグから取得されたデータを活用して、「バッジ」と呼ばれるセグメント情報を付与することで、リアルタイムな施策実行が可能となります。
日本では、まだまだマーケティングテクノロジー感度の高い方々にしか知られていないツールですが、全世界では700社以上の大手企業への導入実績がある非常にメジャーなツールです。
より詳細なツール紹介はコチラのページをご覧ください。
・Tealium Japan ホームページ
・弊社Tealium紹介ページ
Tealiumパートナーシンポジウムとは
その世界的に非常にメジャーなツールである「Tealium」ですが、今回、インドネシアのバリ島で、Tealiumに関する最新情報や導入事例が紹介される「Tealiumパートナーシンポジウム」が開催されるとの情報を入手したので、参加してまいりました。
シンポジウムには、APAC(アジア太平洋)地域より、Tealium社が管轄するオーストラリア、シンガポール、日本の3ヶ国の同社メンバーの皆さんと同社パートナーの皆さんが一同に介しました。
開催場所は、バリ島の中でも高級リゾート地とされる「Nusa Dua」地域です。ここは、エリアに入る際にも関所のようなゲートを通る必要がある地域で、その中の、某高級ホテルにてシンポジウムは開催されました。
Tealium社からは、オーストラリア、シンガポール、日本3国のスタッフの皆さんと、本社米国からのスタッフの皆さんが参加されていました。
また、日本からは、弊社含めて8社のパートナー企業が参加しており、Tealiumへの注目の高さを伺い知ることができました。
気になるシンポジウムの詳細は…
シンポジウムは、開催当日の朝8:30から夕方19:00まで、途中何度かのブレイクを挟みながら、セミナー形式で行われました。
序盤は、Tealium社より、改めてTealiumの機能の紹介をしていただき、さらに、デジタルマーケティング業界の現状・世界的な業界の動きを共有いただきました。
中盤は、オーストラリア、シンガポール、日本の各国のパートナーより、各国のデジタルマーケティング事情や事例を紹介いただくパートがメインでした。
終盤には、実際にTealiumを利活用しているクライアントサイドからの事例紹介や、Tealium社の提案・導入事例紹介が幾つかあり、Tealiumを利用する際の大きな参考となりました。
シンポジウムに参加して
今回、Tealium パートナーシンポジウムに参加して、改めて、Tealiumというツールの持つ非常に高い潜在能力と幅広いシーンでの活用方法を学べました。
具体的には、次のようなシーンでの活用が有効でしょう。
①顧客行動を反映したリアルタイムな施策展開(主に広告配信やメール配信)
②異なるプラットフォーム間のデータを繋ぐ「スティッチング」機能の活用
③売上向上のみならず、CSやNPS向上にも資する利用も可能
なお、このブログを読んでいただいて、Tealiumに興味をもった方がいらっしゃれば、Tealium社にて下記イベントを来週開催予定です。
開催直前ではあるものの、まだ参加を締め切っていないようなので、少しでも興味ある方は参加されることをお薦めいたします!
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今回、リゾート地の代表格であるバリ島での開催とのことで、出張という公的な行事であるにもかかわらず、公私ともに様々な疑惑をもたれましたが(苦笑)、参加した意義が非常に大きなシンポジウムでした。
シンポジウム終了後には、バリ島の伝統的な舞踊を観ながらの懇親会も開催され、Tealium社や各パートナー会社と交流を図ることもできました。
今回のシンポジウムから、Tealiumというツール自体とそれを取り巻くパートナー環境に非常に大きな熱量を感じました。弊社も、今後のTealiumの日本での躍進を、パートナー企業として支援していきたいと思います!