こんにちは。ディレクタスの渡辺です。
今回は9月9日(金)に開催しました弊社とTealium社による共催セミナーについてご報告します。
本セミナーでは、Tealium Japanの関氏、そして弊社岡本が登壇し、Tealiumのサービス概要と利用価値、日本でも増加している導入事例を踏まえた具体的なケースや、Tealiumを導入した際にできるリアルタイム・データマネジメントについて、概念的な説明だけではなく、実際にMAや広告配信に活用する際に何をどのタイミングで実行できるのか、データの流れはどうなるのかを詳しくご紹介しました。
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Tealiumにより実現する「リアルタイム」に「パーソナライズ」された顧客体験
第一部はTealium Japan 関 基陽 氏が登壇。グローバル企業650社以上の採用実績を持つ「Tealium」の仕組みや実現出来ること、デモンストレーションによる質の高い顧客体験を紹介した。
増殖するマーケティングツール、デバイスごとに蓄積されるプロファイル情報――。「“顧客情報を活用するツール群”と“顧客の手が触れる接点”の間がカオス化している。そして統合されていない多数の顧客データがオーディエンスデータを断絶している」と関氏は述べ、「データレイヤーこそがTealiumの要」と語った。
顧客に関する情報を保持・蓄積し、それらをアプリに引き渡すための領域「データレイヤー」をTealiumが担うことで、あらゆるタグの一元管理とページアクセス情報を集約、タグを通じて他ツールと連携し、オーディエンスに関するデータを統合、タグ配信やAPIを通じた顧客へのリアルタイムアクションの提供が可能になる。断片化されていた顧客像が一つとなり「リアルタイム × クロスデバイス」によるパーソナライズされた体験を顧客は受けることができるというわけだ。
関氏はこの一連の流れをデモンストレーションでも見せてくれた。お客様として関氏がショッピングサイトに訪問し、その行動をTealiumが補足、バッチによるプロファイルが更新され、「カート放棄バッチ」に連動するメールがすぐに送信されたのだが、そのリアルタイムなアクションに会場でも驚きの声があがった。
Tealiumで「多数の顧客データの統合」と「リアルタイムコミュニケーション」を実現し、顧客へ最適なリアルタイムメッセージを、そしてTealiumを社内連繋のコアとし全ての部門と「価値の共有」を図ってほしいと最後に関氏は語った。
>>Tealiumについてご興味、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちら
ツールの壁もチャネルの壁も取り払い、本当のリアルタイムコミュニケーションを実現
第二部は弊社・岡本が登壇。統合型マーケティングプラットフォームのイメージと共にTealiumの魅力やデータ連繋の全体像、そしてツール導入における“大切なこと”を述べた。
購買履歴、サイトのアクセスログ、位置情報、広告レスポンス…様々な顧客データをTealiumが一元化することで、「データ統合」「セグメント(バッチ)」「配信先連携」が可能となる。「それだけではなくTealiumの魅力はそのリアルタイム性と実行系との連繋、ユーザビリティである」と岡本は語った。
「例えばデータ連繋について、収集したデータを統合・セグメント作成し施策実行をするまで、短時間で繋ぐことができるソリューションは多くない。Tealiumならデータの追加・更新と共にリアルタイムでバッチを付与・変更し施策実行が可能である」とし、バッチの定義一例や、そのバッチがどのようにリターゲティング広告配信やOne-to-Oneメール自動配信、webパーソナライズに活かされるかを紹介。「Tealiumは収集したデータの統合・セグメント作成・施策実行までをリアルタイムに実施できる。よってチャネル横断のOne-to-Oneカスタマージャーニーを描くことができる」と説明した。
岡本は最後にもう一つ大切なこととし、「ツール導入時に例えばカート放棄メールやクーポン付与などの「鉄板施策」を実装して終わりとするのではなく、顧客戦略に基づく施策や高速PDCAで施策追加・改善をするためにも、カスタマージャーニー分析や既存施策のパフォーマンス分析、改善案検討、新規施策の検討などをツール導入後も定期的に実施すべきである」と強調した。
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質疑応答の時間にはたくさんのご質問をいただき、Tealiumへの興味関心の高さが垣間見れました。また、セミナー終了後のアンケートで「具体的な利用方法がイメージできました」「MAとの連繋、活用の考え方について参考になりました」などのコメントをいただきました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
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