Omniture Test&Target のテスト機能、ターゲティング機能を実際に試してみるため、弊社発行の自社メールマガジンでメールコンテンツの最適化テストを実施しました。

自社メールマガジン読者を対象にTwitterの認知・利用状況に関するアンケート調査を企画。回答者の中から抽選で1名様には「うまい棒600本」をプレゼントしました。
(実施期間:2009年9月30日~10月9日)

2パターンのコンテンツで効果の違いをテスト

アンケートを告知するためにコンセプトの違う2種類のコンテンツを作成し、どちらの反応が高いのかをOmniture Test&Targetで検証してみることにしました。
(実際には赤枠部分の画像のみ設定するとOmniture Test&Targetが自動的にランダムに差し替えてくれます。)

さて、結果は・・・?

評価の指標は純粋にメールコンテンツの効果の違いを見るためにメール開封者の回答率とし、参考としてユニーククリック率も比較しました。

結果はBの勝ち。奇をてらった画像やプレゼントで気を引くよりも 正攻法できちんと主旨を説明したアンケートのお願いの方が効果が高いという結果でした。

Omniture Test&Target効果的な活用のためのポイント

  • 明確にコンセプトが違うコンテンツを企画する必要があります。
    コンセプトの違いが不明瞭だと、効果が良くても「なぜ」良かったのかが分かりません。
  • メールの場合は必ずランディングページとメールコンテンツを一致させること。
    メールコンテンツを最適化させることによってクリック率を高めることができても、
    遷移後のコンバージョンが低下しては意味がありません。

※ Omniture Test&Targetは、Omniture SiteCatalyst®を導入していない場合でも、導入可能です。

岡本泰治

京都大学卒業後、株式会社リクルートを経て1993年ディレクタスを設立。 航空会社や自動車メーカーなど大手企業のEメールマーケティング戦略を立案・実行し、近年ではマーケティングオートメーション(MA)の導入支援やシナリオ設計、MA導入後のOne-to-Oneクロスチャネル展開設計など、常に最新のソリューションと長年培ってきたノウハウをもとにOne-to-Oneマーケティングを推進。