Braze Forge 2024出張レポート

社員ブログ

こんにちは。ディレクタスのマーティングテクノロジー部、山本です。普段はクライアント様のMAツール導入支援や設計業務を行っています。 

先日ラスベガスで開催された「Braze Forge2024」に参加してきました。このイベントは、顧客エンゲージメントの最前線にいるマーケターや開発者が一堂に会し、最新の技術やトレンドについて学び、共有する場です。今回のレポートでは、イベントの内容の一部を皆様にご紹介するとともに、現地で感じたことをお話できればと思います。

 

Braze Forgeとは 

 

Braze Forgeは、Braze社が主催する年次イベントで、顧客エンゲージメントに関する最新技術や成功事例を紹介するカンファレンスです。Brazeは、企業が顧客とのパーソナライズされたコミュニケーションを円滑に行うためのプラットフォームであり、Braze Forgeでは業界のリーダー企業による講演や、実際の導入事例の共有が行われます。

 

特に今年のForge 2024は世界中から1200人以上が参加し、"There's never been a better time to be a better marketer“(より良いマーケターになるのにこれほど良い機会はない)をテーマに掲げ、いま顧客エンゲージメントにおいて最先端を行くトップ企業の成功事例や、マーケティング活動において、いかにテクノロジーを最大限に活用していくか等の紹介がありました。それに加え、いくつものBrazeの新機能についての発表がありました。

 

アップデート一部紹介 

今回Forgeで発表された新機能には、生成AIを活用したものが多く含まれており、自動化、パーソナライズに一層の進化が見られました。その一部をご紹介します。

1.メッセージテンプレートアシスタント

プロンプトを入力することで、メッセージで利用できるコピーライティングやボタンが生成される機能です。これにより、迅速にメッセージ作成が可能となります。特に時間とリソースの軽減に役立つと感じました。

2.データ統合の強化

Brazeは外部データソースとの統合も進化させています。「クラウドデータ取り込み」と呼ばれるものでデータウェアハウスのデータをBrazeへ簡単に連携できる機能が既にありますが、新たにAzureとの連携が可能となる予定だそうです。これにより企業はデータの複雑性を減らし、より精度の高い顧客データの活用に役立つものになるでしょう。

 

最後に 

Braze Forge 2024に参加しあらためて、リアルタイムデータを活用したパーソナライズ戦略や、マルチチャネルでの統一された顧客体験の実現が特に今後重要になってくると感じました。こちらで得た情報やインスピレーションを活かし、今後もお客様のビジネス成長に努めてまいります。 

今回私がラスベガスのカンファレンスに参加したように、当社では常に新しい知識の習得に力を入れています。もし、私たちと一緒に最前線の技術に触れながら、企業のマーケティングを支える仕事に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。皆さんと一緒に新しい挑戦をしていけることを楽しみにしています。