社員ブログ
こんにちは、マーケティングテクノロジー部の安田です。
今回は初めてリバースETLツール「Hightouch」を使ってみた感想について、書かせていただきます。 リバースETLツール「Hightouch」は、データ分析基盤(データウェアハウス)からマーケティングツールや営業ツールなどの外部サービスにデータを転送するためのツールです。
まず、Hightouchの大きなメリットとして挙げられるのが、「差分更新によって処理が早い」という点です。データの更新処理において、必要最小限のデータだけを同期する仕組みが採用されており、大量のデータを扱う際でも効率的に作業を進められます。この機能は、日々のデータ運用における負荷軽減に非常に役立つと感じました。
また、Hightouchの設定はとてもシンプルで、データを接続して同期するまでの流れがスムーズに感じました。設定する項目がわかりやすく用意されており、結果的に、データ分析基盤からマーケティングツールや営業ツールへのデータ連携が簡単に行えると思います。
一方で、いくつかのデメリットも感じました。その中でも最も気になったのは、ユーザーインターフェイスが英語で提供されているため、直感的に操作しづらい点です。特に、英語に不慣れなメンバーが利用する場合には、操作に時間がかかる可能性があります。最初はマニュアルを確認しながら進める必要があるため、ツールに慣れるまでには多少の時間がかかると感じました。
総じて、Hightouchはデータ同期の効率化を図りたい企業にとって非常に有用なツールであると感じています。差分更新による高速な処理やシンプルな設定項目は大きな強みと言えるでしょう。一方で、英語インターフェイスに起因する操作性の課題については、日本語のマニュアルを用意していただくなど、今後の改善を期待したいところです。
Hightouchをまだ使い始めたばかりなので、一部の機能しか試していません。Hightouchには上記で上げた特徴の他にも様々な機能や特性がありますので、これからは他の機能についても積極的に使っていきたいと思います。どのように活用できるのかをさらに深掘りしていくのが楽しみです。