マーケティングテクノロジーグループUnit1の森田です。

ディレクタス社に入社して1年と少しが経過しました。私はこれまで約10年間営業職としてマスコミ、広告、商社と業界を渡り歩いてきましたが、現在はディレクタス社にて技術職として勤務しています。業界も職種も違う職業へジョブチェンジした経緯や普段の業務内容等、この記事を読んでくれた方の何かのきっかけになればと思いこちら書かせていただきます。

技術に興味をもったきっかけ

社会人になって以来、訪問販売や飛び込み営業を生業としていた私ですが、ある日ウォルター・アイザックソン著『STEVE JOBS』にてジョブズ氏がiPadの様な革新的な製品を生み出せる理由として、

We’ve always tried to be at the intersection of technology and liberal arts.

と述べているのを読み、「文系と理系の中間」になりたいと思うようになりました。

ディレクタスへ入社

前職では技術への興味と過去の留学経験も活かせる技術商社にて営業として勤務していました。
入社後5年が経過しようとしていた時、プログラミングスクールの「未経験からエンジニアへ」という広告を見てこれこそ文系と理系の中間だと思いスクールに通い始めました。

スクール卒業後、ITエンジニアになるべく就職活動をしていた時に出会ったのがディレクタスです。最初はメールマーケティングと聞いて不要な広告メールをバラ撒くようなイメージだったのですが、岡本代表著「CCCM入門」を読んで、適切なタイミングとチャネルからその人に合った情報を配信することはプロモーションではなく顧客サービスに近い行為だということが分かり、ディレクタスではそういったOne-to-Oneコミュニケーションを目指しているという部分に共感して応募に至りました。

普段の業務について

Salesforce Marketing Cloud(以下SMC)の設計業務をしています。SMCとは主にB to Cビジネスを行う企業がメール配信などの顧客へのコンタクトを適切に行う為に導入しているアプリです。

何十万何百万単位の顧客がいる中で、1人1人へ適切な配信をするにはこういったアプリは必須となります。
設計というと寸法がいくらとか設計図をCADで作るイメージだと思いますが、SMCの設計というのは適切な配信を行う為にアプリ内にどういった設定をしたらよいか考えドキュメント化する作業を指します。

SMCは基本ドラッグ&ドロップで操作でき、キーボードよりもマウスを使うことの方が多く、コーディングの要素があまり無いということで初心者でも早期にキャッチアップできます。

ディレクタスの学習環境について

前職では年代物の専門書や国内外の論文を読むことが主な学習手段でしたが、どれも理系出身でないと難解なものばかりで読解に難儀していました。ディレクタスでは独自のE-learning教材に必要な知識がまとめられておりスムーズに学習できます。また、先輩方もIT未経験から入社してきた方が多く、質問にも親身に回答していただけます。

さいごに

営業から技術となりましたが、常に設計業務を行っているのでなく、毎日の様にクライアント様とメールなどでコミュニケーションをとっています。この時に営業を経験していて良かったなと思います。「Connecting The Dots」というジョブズ氏の有名な言葉がありますが、新しいことに挑戦するからといってこれまでやってきたことが無駄になるということは無いと実感できました。

この記事を読んで、ディレクタスに少しでも興味を持っていただけたり、何かのきっかけになったとしたら嬉しいです。

マーケティングテクノロジーグループ Unit1
森田 浩基