マーケティングテクノロジーグループUnit2の中島です。

最近、わたしは東京から地方都市へ移住しました。周囲に友達も知り合いもいない、初めて住む土地ですが、気遣いをもって接して頂ける地元の方々のお陰で心穏やかに新たな生活をはじめることができました。気遣いができる人は素敵ですよね。今、あなたが思い浮かべた気遣いのできる人はどんな人ですか。わたしは、気遣いができる人には人を惹きつける魅力があり、自身の状況によらずそれができるように思います。

気遣いができる人の特徴についてはまた別の機会にお話するとして、今回は少し意識することで思いやりのある仕事になることを話したいと思います。

コロナ禍において

変異を続ける新型コロナウィルスにより感染は拡大縮小を繰り返しています。ただ、徐々にではありますが、それを踏まえた生活、経済活動が動きはじめています。新型コロナウィルスにより、リモートワークは一般に周知された働き方になったかと思います。これにより、以前から利用されていたクラウドを介したファイルの共有と共同使用が加速しました。

共有ファイル

クラウド上の共有ファイルを複数人で使用することで、ファイルが常に最新の状態に保たれ、誰かのローカルPCに最新ファイルが・・・ということもなく、また、クラウドではバックグラウンドでバックアップされる為、ファイルが消失する心配もありません。

こんな経験ありませんか

共有ファイルは便利な反面、Excelファイルを共有ファイルとした場合、こんな経験をされたことはありませんか?自分が最後に保存した際に選択したシートと異なるシートが選択され保存されている、選択されているシートは同じだが、選択セルの位置が異なる、又は縦・横スクロールバーの位置が異なる等々。

複数人で使用しているので、それが気になる人・気にならない人、それぞれいらっしゃると思います。ただ、ファイルを開いたとき、いつも同じシート、同じセルが選択されているほうが作業に取り掛かりやすくありませんか。ファイルを開いた瞬間、毎回選択されたシートやセルが異なると、一瞬ではありますが、「これはどこだろう!?」となるかと思います。

共有Excelファイル利用のお作法

Excelファイルにて作業する際に、作業がしやすいよう表示倍率を変更したり、シートやセルの選択を変更したり、縦・横スクロールを移動したり、フィルターがあれば、絞り込みをかける等をするかと思います。個人のExcelファイルであれば、そのまま保存しても問題はありませんが、複数人で使用するファイルの場合は、作業時に変更した設定を戻してから保存することで、お互いが作業しやすい環境となるのではないでしょうか。

小さなことですが、小さなことから「周りへ思いやり」、はじめてみませんか?

マーケティングテクノロジーグループUnit2
中島琢也