Salesforce社は企業の幅広い業務を支える数多くのプロダクトを展開しています。クラウド型CRMプラットフォームにおいては、企業が顧客に関する情報を一元管理し部門間をシームレスに連携させることが可能となります。システムには最新のAIが組み込まれ、体感的な運用ができ、詳細な設定が必要な場合もローコードのみで完結。時間のかかる業務効率化と顧客体験の向上・改善を短時間で実現します。
当ページでは多くのSalesforceプロダクトから、代表的な２つを掲載しています。
Agentforce
自律型AIエージェントプラットフォーム
業務プロセスに必要な時間や工数を圧縮する自律型AIエージェントプラットフォームです。Atlas Reasoning Engineを搭載したAIエージェントにより、リアルタイムでデータを取得しタスクを計画・実行できます。本プロダクトの使用によって、人の手を介さず複雑な業務を完了させることが可能となります。
高度な自然言語処理とアクションの実行
システムに組み込まれたAIエージェントは、操作にあたり日常会話と同等の自然言語でユーザーの意図を理解します。この自然言語処理（NLP）と機械学習（ML）能力により、状況にあわせた適切なアクション選択が行えます。
さらに、従来のチャットボットが問い合わせ対応をするには事前に決められた会話ツリーが必要でしたが、AIエージェントは人間の言葉や会話を推論し対話をすることができます。
マルチチャネル対応、エージェントはカスタマイズも可能
Agentforceは、CRM、メッセージ送信アプリ、Webサイトなど、企業と顧客がやり取りしているほとんどのチャネルに対応しています。AIエージェントを導入するために、別のアプリケーションにアクセスする必要はありません。
標準エージェントに加えて、企業のニーズに合わせたカスタムエージェントの作成も可能です。自然言語での指示で、簡単にトピックやアクションを設定できます。
Data Cloud
次世代型カスタマーデータプラットフォーム（CDP）
企業が保有する多様なデータをリアルタイムで統合・活用するための次世代型カスタマーデータプラットフォーム（CDP）です。
Salesforce製品（Sales Cloud、Marketing Cloud、Service Cloudなど）や外部データソース（Amazon S3、Google Cloud Storage、Snowflakeなど）と連携し顧客データを一元管理することで、部門横断的なデータ活用とパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にします。
データ統合とID解決
● リアルタイムデータ統合：社内外の分散したデータをリアルタイムで収集・統合し、最新の顧客情報を常に把握できます。
● ID解決と統合プロファイル：異なるデータソースからの顧客情報を統合して単一の顧客プロファイルを構築、顧客理解を深めます。
顧客体験を向上
SalesforceのAI機能「Einstein」による、統合データを基にした予測分析やパーソナライズされたマーケティング施策の実行が可能です。
さらにID解決で統合された顧客データを活用することで、一貫性のあるパーソナライズされた顧客体験が提供できます。
当社はSalesforce の認定コンサルティングパートナーとして、AI活用を始めCRMやマーケティングオートメーションなど様々な領域で導入・運用・活用支援を行っています。