社員ブログ

開発者からマーケターへ――リモート×フレックス×学びで広がるSalesforceの世界

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こんにちは。マーケティングテクノロジー部のシュエと申します。 私は現在、Sales Cloud・Marketing Cloud・Data Cloudの3つのSalesforce製品を連携させるプロジェクトに携わっており、入社してから1年と少しが経ちました。まだまだ学ぶことは多いですが、子育てと両立しながらも、日々成長を感じられる環境に身を置けていることに、心から感謝しています。 今回は、「働き方」「プロジェクトのやりがい」「出張での学び」「学習支援制度」など、私がこの1年間で感じたことを中心にご紹介させていただきます。
今回は、「働き方」「プロジェクトのやりがい」「出張での学び」「学習支援制度」など、私がこの1年間で感じたことを中心にご紹介させていただきます。

 

柔軟な働き方が叶える、子育てとの両立

当社では、週1回の出社を基本としたリモートワークが定着しており、フレックスタイム制度も導入されています。これは、小さな子どもを育てる私にとって非常にありがたい制度です。
例えば、午前中に子どもの通院がある日は、その分午後に集中して作業を行ったり、早朝に業務を進めて夕方は家族と過ごす時間に充てたりと、自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現できています。「仕事か家庭か」を天秤にかけるのではなく、どちらも大切にしながら取り組める。そんな働きやすい環境が整っているからこそ、日々前向きに業務に取り組めています。

 

リモートでも孤立しない、安心のチーム体制

リモートワークが中心でありながらも、社内コミュニケーションはとても活発です。チャットツールを活用して、困ったときにはすぐに相談できる風土が根付いており、週1回の出社日には対面での情報共有も行っています。
また、定例ミーティングやナレッジ共有の機会も豊富にあり、プロジェクトにおける進捗や課題をチーム全体で把握・解決していく体制が整っています。誰か一人に負荷が偏ることなく、協力しながら進められる安心感があります。

 

クラウドを“つなぐ”という、奥深くもやりがいのある仕事

前職では、SalesforceのApex開発やLightning Componentの実装を中心に担当しており、Salesforceプラットフォームの開発領域に深く関わってきました。そうした経験を活かしながら、現在はマーケティング領域やData Cloud領域でデータ活用にフォーカスした業務にも挑戦しています。

開発経験があることで、システム全体の構造や挙動の理解がスムーズに進み、クラウド間のデータ連携やオートメーション設計にも役立っています。Salesforceのスキルセットを横に広げていける環境に、とてもやりがいを感じています。
私が所属するチームでは、Sales Cloud、Data Cloud、Marketing Cloudという異なるSalesforce製品を連携させ、営業・マーケティング・データ分析の各領域を統合的に支援するプロジェクトを推進しています。
それぞれのクラウドには独自のデータ構造や設計思想があるため、設計や実装には多くの工夫と知識が求められます。しかしその分、「顧客データをリアルタイムでつなげ、最適な体験を提供する」仕組みを構築するという、ビジネスに直結したやりがいを日々感じています。

 

Salesforce Connections 2025で得た“世界とつながる実感”

2025年6月には、アメリカ・シカゴで開催された「Salesforce Connections 2025」に参加させていただきました。世界中のSalesforceユーザーやパートナーが集まるこのイベントでは、AIやリアルタイムデータ活用といった最先端のソリューションを直接学ぶことができました。
中でも印象的だったのは、Data Cloudを活用したリアルタイムパーソナライズの事例です。まさに今、自分が関わっている領域と重なっており、「自分の仕事が世界のトレンドと確かにつながっている」ことを実感する貴重な経験となりました。 入社してまだ1年少しの私に、こうした学びの機会を与えていただけたことに、改めて感謝の気持ちを強くしています。

 

学習を支える、手厚いサポート体制

Salesforceの業務は日々進化しており、学び続ける姿勢が欠かせません。当社では、Trailheadの活用に加えて、社内独自のe-learning資料や過去のナレッジをまとめたドキュメントが非常に充実しており、実践的な学習が可能です。
さらに、Salesforce資格取得を支援する制度も整っており、受験費用の補助だけでなく、合格時には報奨金も支給されます。私自身もこの制度を活用し、「Marketing Cloud Administrator、Marketing Cloud Developer、Data Cloud Consultant」などの資格を取得することができました。金銭面だけでなく、周囲からの応援や共有文化も後押しとなり、楽しく前向きにスキルアップに取り組めています。

 

これからの目標

今後は、AIやリアルタイムデータを活用したパーソナライズマーケティングなど、より高度な領域にも積極的に挑戦していきたいと考えています。
また、技術力だけでなく、ビジネス課題を捉え「どのように技術を活かすか」という視点も深めていきたいです。お客様にとっての“本当の価値”を届けられるよう、これからも学びと実践を重ねていきたいと思っています。

 

最後に

この1年、子育てと両立しながらも、新しい技術に挑戦し、グローバルな視野を得ることができたのは、柔軟な制度とあたたかい仲間たちに支えられてきたからです。
Salesforceという広く深い世界で、これからも学びを重ねながら、一歩ずつ前進していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。