マーケティングコラム

【EC100社調査レポート】いまメールマーケティングで使われているコンテンツとは?

マーケティングコラム

2016年3月、ディレクタスでは、ECサイト各社のEメールマーケティング実施状況について、独自に調査を行いました。
前回の スマートフォン対応状況調査 に続き、今回は 総合メールへの掲載コンテンツ・配信数などについて の調査結果をレポートします。

いま、ECサイト各社が、メールマーケティングでどんな取り組みを行っているのか  にフォーカスを置いた調査となっております。
詳細資料も無料でダウンロードいただけますので、ぜひご参照ください。

※ランキング出典
宏文出版株式会社「月刊ネット販売」2015年10月号掲載
第15回ネット販売白書」EC企業ランキングの上位100社
2015年10月~2016年2月末までの配信メールを元に調査。
参考:通販新聞 関連記事

メール配信企業の39.1% が、メールにクーポンを掲載

総合メールの掲載コンテンツを調査したところ、対象企業 87社のうち 34社(39.1%)がメール内にクーポンを掲載していました。
会員向けオファーとしては、プレゼント(19社/21.8%)・デジタルインセンティブ(8社/9.2%)に比べても、多くの企業で採用されていることがわかりました。

人感のあるコンテンツ利用は17社(19.5%)

メールやブランドに親しみを感じさせる手法として使われる「人感のあるコンテンツ(メール内に担当者個人が登場するコンテンツ)」を利用していたのは、対象 87社のうち、17社(19.5%)。
この手法を取り入れているメールでは、メール冒頭の「巻頭あいさつ」、メール末尾の「あとがき・編集後記」として、季節や商品に絡めた簡単な担当者コラムを掲載しているケースが多く見られました。

メールの配信ピークは 12:00 / 15:00 / 19:00
深夜 0:00 頃に配信する企業も

メールの配信時刻を調査したところ、12時台・15時台・19時台の3つの時間帯に配信数が多く集中していました。
早朝のメール配信が少ない一方、夜には深夜0:00 台に定期配信を行っている企業も見られました。

週当たり では 1~2通の配信が最多
多いところでは週20通を超える企業も

週当たりの配信数を調査したところ、週1~2通が31社で最多となりました。
多いところでは週20通を配信している企業も見られました。


金倉 英明
イベント制作会社、広告代理店での各種制作業務、グラフィック/WEBディレクターとしてのフリー活動を経て、2012年、ディレクタスに入社。Eメールマーケティング企画制作やPDCAサイクル運営サポートに従事。